MacBook Pro 2024のスペックを見て

MacBook Pro 2024が発表されました。

昨晩の14年ぶりとなる筐体変更となったMac miniにM4 Proが搭載され、舐めプM3 Proとは方向性が異なり、もしかするとM3 Max超えの性能か?と思える方針転換ぶりに驚きました。今回新発表されたM4 Maxはさらに上をゆくチップではありましたが、CPUコア数はM3 Maxから据え置きとなり、Pro/Maxの関係はM1/M2世代の関係に戻っているような印象です。M3時代と異なり、大きな違いはGPU性能の差でしょう。

もう少し細かく見ていくと、M4 Maxはメモリ36GBからスタートとなります。M3 Proに引きずられるようにメモリ帯域をカットしたバージョンから登場したM3 Maxと同様に、M4 Maxも最低スペックはメモリ6枚構成からとなります。M4 Proはそこをカットしなかったため、M4世代はProが本気を出し、Maxが舐めプに走ったような感じです。もっとも、M4 Maxは36GBより上のメモリ容量を選択すると、フルスペックとなる512bit幅、すなわちメモリ8枚構成で、M4 Proの2倍となる546GB/秒の化け物になるわけです。Intel/AMDの圧力が増す中、単チップ最高峰の底上げですね。

ところで、前機種となってしまったM3 MacBook Proのメーカー整備済み品ですが、21万円から19万円まで下がったほか、メモリ16GBのBTOモデルが20万強まで値下げされています。同スペックのMacBook Airより安価になっており、狙い目です。なおその同スペック(512GB/16GB)MacBook Airは19万円から17万円台(新品のメーカー価格22万円台)まで低下。ちょっとショック。

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